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泥棒被害からあなたを守る〜まじめな!?元お巡りさんの話〜

佐藤直希氏 元警察官であり現在は大家業を営む佐藤氏が、
住宅を泥棒などの被害から守るノウハウと、効果のある防犯対策を大公開!
防犯のエキスパートとして、住人を守る大家として、
体験談を交えながら皆様にお伝えします。
第1回 他人事では決してない!泥棒の実態(前編)
ある地方で警察官をやっておりました佐藤直希と申します。
この度、住宅の防犯についてコラムを担当させていただくことになりました。
防犯に関する話題を中心に警察官時代の体験談や犯罪者の心理などを交えながら、お伝えしていこうと思っています。

どうぞよろしくお願いします。

今回のテーマは、一般的?な泥棒の手口や、侵入方法・侵入されやすい場所などを取り上げます。
また現場で感じた「被害者が必ず言う言葉」「被害者特有の心理」をご紹介します。

こんなにあります。泥棒に入られた家
まず、このデータをご覧下さい。

警察庁が発表している平成9年から平成18年までの住宅及び事務所等の認知件数(泥棒被害を届け出た件数)のグラフです。
平成14年をピークに減少傾向にあるようですが、平成18年は約20万5000件(うち住宅被害が約12万件)となっています。

最新のデータによると平成19年は約17万5000件(うち住宅被害が約10万3000件)と更に減少傾向にあります。
住宅被害の約10万3000件という数字は「1日に約282件」ドロボーの被害に遭っているという計算になります。

また、これら警察庁発表のデータはあくまでも「認知件数」といい「泥棒に入られました」と警察に届け出た方の件数です。
「入られたようだけど盗られた物も無いし、面倒くさいから・・・」と届出ない方を含んでおりません。
従って「少なくても1日に282件が被害に遭っている」と考えられるのです。
皆さんは、「1日に282件」多いと思いますか?少ないと思いますか?
------------------------------体験談------------------------------
泥棒の被害品に多いのは現金・カード類・ノート型パソコン等々でした。
現在では地方においてもコンビニATMが導入されていますので、泥棒が盗んだカードを使ってコンビニで引き落しを試みるということがあります。

当然、盗難登録がされていればカード会社から即110番通報が来るのですが、泥棒は盗んだ帰りにコンビニに立ち寄り、盗難登録されないうちに引き出そうとするのです。
しかも未だに暗証番号を電話番号や車のナンバー等にしている方の多いこと!
泥棒も勉強?しているようで、これらのナンバーを真っ先に試すようです。

暗証番号について「ドキッ」とされた方、早急の変更が必要ですよ!
24時間年中無休の便利なコンビニは泥棒にとっても便利なようです。

あなたの家にも沢山ある?侵入者の出入口
次にご覧いただくのは、一戸建住宅の窃盗犯の侵入口です。

泥棒はどこからでも入ってきますが、やはり一番多いのは窓からの侵入です。全体の約62%を占めています。
一戸建て住宅には様々な窓があります。
掃き出し窓、高窓、腰高窓等々。
きちんとカギを掛けて出かけてもガラスを破られて入られる場合があります。

窓からの侵入で一番多い手口は、窓ガラスの錠の近くを破損し、そこから手を入れて窓ガラスの錠を回して侵入する手口です。
通常のガラスであれば、20秒あれば破損できます。近所への買い物や散歩など、少しの留守の間でも安心できません。

また、意外にカギを掛け忘れて侵入される窓に、トイレの高窓や納戸の窓、キッチンの窓があります。
キッチンの窓?と思う方もいらっしゃるでしょうが、突っ張り棒や鍋を置くための棚を窓に設置し「まさかここからは入れないだろう」と思っているところから案外入られたりします。
トイレの高窓も「こんな小さな窓からは・・・」という思いこみがカギをかけ忘れることになっているようです。

カギのかけ忘れから泥棒被害に遭った方が必ずといって良いほど言う言葉に
盗られる物は何もないと思っていたんだけど
と話す方が非常に多いです。
このように思っていらっしゃる方は黄色信号!心に隙ができています。
そして盗られた物がなくても「誰かが勝手に入ったかと思うと気味が悪い」とも言います。

一戸建て住宅では「窓を守ること」が効果的な防犯方法となっていくのかもしれません。

私のコラムでは順次「少ない予算での防犯方法」についてもお伝えしていきたいと思います。
------------------------------体験談------------------------------
ある日、キッチンの窓から泥棒に入られた家から通報を受けました。
私が臨場(現場に到着)した時、被害者夫婦がものすごい剣幕でけんかをしていました。
お互いに話を聞いてみると旦那さんが「泥棒に入られたのはおまえの責任だ」と奥さんを怒ったのが発端だったようです。

今後、DV(ドメスティックバイオレンス)に発展しなければ良いが・・・と思いました。
その時はお互い仲直りしたようでした。(被害届や実況見分をしているより仲裁に要する時間の方が長かったです)

しかし、後日その家が売りに出されていたのです。近所の方の話では離婚され家が必要でなくなったようだとのこと。
もともと離婚寸前だったのか、あの夫婦げんかが原因なのか解りませんが、泥棒被害が招いた悲しい結末でした。

バックナンバー
第1回 他人事では決してない!泥棒の実態(前編)
第2回 他人事では決してない!泥棒の実態(後編)
第3回 年々進化する!今時の泥棒
第4回 失敗しない防犯設備・グッズ(お手軽編)
第5回 失敗しない防犯設備・グッズ(検証編)
第6回 住む地域選びから始める防犯対策
第7回 警察官時代に感じた 安全な家の作り方
第8回 誰でもできる!防犯住宅への変身法(一戸建て編)
第9回 誰でもできる!防犯住宅への変身法(マンション編)
最終回 快適なマイホームライフをおくる為に大切なこと

プロフィール
佐藤 直希
大学卒業後、民間企業に就職。5年間勤めた後、警察官へ転職。
地域課・生活安全課を経験し、窃盗犯・薬物犯の様々な手口を知る。
警察官として勤めながら、妻とともに不動産投資を開始。
現在は、7年勤めた警察官を退職し、大家業を営む。

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