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不動産投資の楽待

泥棒被害からあなたを守る〜まじめな!?元お巡りさんの話〜

佐藤直希氏 元警察官であり現在は大家業を営む佐藤氏が、
住宅を泥棒などの被害から守るノウハウと、効果のある防犯対策を大公開!
防犯のエキスパートとして、住人を守る大家として、
体験談を交えながら皆様にお伝えします。
第2回 他人事では決してない!泥棒の実態(後編)
「泥棒」の「専門」?

こんにちは元警察官の佐藤直希です。

前回は「他人事では決してない!泥棒の実態(前編)」として泥棒に入られた家の件数や泥棒の侵入口等をデータに基づきお話ししました。
今回は(後編)として「泥棒」についてお話ししたいと思います。

一般的に泥棒とは「黙って人の物を盗っていく人」ですよね。
他人の家に侵入し現金を盗んでいくというイメージが強いですが、泥棒にも「専門」があります。
事務所専門、アパート・マンション専門、戸建専門など これらは場所的な「専門」です。主に現金や金目の物を目的物として盗んでいきます。
実は専門的になるには理由があります。
一言で言うと「侵入しやすい方法を知っている」からです。「これをこうやると開いちゃう」的なやりかたです。
ですから同じような造りの建物などを狙ったりします。
例えば建築条件付の分譲地には当然同じような造りの建物が並んでいます。
このような地区では軒並み被害に遭うことがあるんです。

当然、防犯意識が高い地区では発生はあまりありません。
もし土地見学等であなたがキョロキョロしながら歩いたりしている時、誰かに声をかけられたりすれば、その地区は防犯意識が高い地区です。
土地選びの参考になります。

 
色々な被害品

窃盗被害の件数は第1回でお話ししたとおりですが、負けず劣らず届け出が多いのは色情盗でした。
色情盗って何?と思われた方、「下着ドロボー」のことです。
アパートやマンション、戸建住宅など場所を問わず発生していました。

主にベランダに干してある下着を盗んでいきます。
ピンチから下着だけ外して盗む泥棒もいればピンチハンガーごとゴッソリ盗むヤツと手口も様々でした。
色情盗に言わせるとタオル等で見えないように下着を囲んで干してあるのは「ここにありますよー」と言っているようなものだそうです。
自宅の新築プランで室内に洗濯物を干せる場所を確保することも、ちょっとした防犯対策になるかもしれません。

------------------------------体験談------------------------------

色情盗の被害が集中していた地区に張込みし被疑者を現行犯逮捕したことがありました。
その男は40歳代独身で背が低く小太り、無精ひげを生やし一見して作業員風でした。
所要の手続きを終え留置場に連れて行った時のこと。

身体検査のため着ている洋服を脱ぐように指示しましたが、なかなか脱ごうとしません。
渋々、Tシャツとステテコ姿になり、パンツになるように指示したところ、腰に何か赤い紐が見えました。
そうです。この男、真っ赤な女性用下着を上下お揃いで着用していたのです。
周囲にいた同僚も驚くと言うより、呆れておりました。
休憩時間に恥ずかしそうにしていた男の姿を思い出し、皆で大爆笑したことは言うまでもありません。

 
泥棒の服装

黒装束に唐草模様の風呂敷。泥棒を表現する典型的なスタイルです。
でもこんな泥棒はいないのはご承知のとおりです。

当然ですが泥棒は一見してそれと分かる服装はしていません。
ではどのような服装をしているのでしょうか?
結構多いのは黒系ジャージです。理由は「動きやすいから」でしょう。

またスーツというちゃんとした?身なりの泥棒もいます。
様々な理由があると思いますが、私が扱った泥棒には明らかに戦略的な理由からスーツを着ていた男がいました
その男は戸建を中心に犯行を重ねていました。侵入場所は掃き出し窓、逃走口は決まって玄関です。
これには理由があり、犯行後玄関から出る際、もし近所の人に目撃されてもセールスマンを装い「ありがとうございました」とお辞儀をしながら出て行けば怪しまれないとのことでした。
これで難?を逃れたことが数回あったようです。
とにかく泥棒もいろいろ勉強しています。もっと別なことに頭を使えば良いのでしょうけど・・・

 
泥棒の心理

泥棒には短絡的な者、計画的な者等様々ですが、彼らに共通していることは「入ってみないといくら盗れるか分からない」ということです。
要するに「数撃てば当たる」的な考えで、泥棒を繰り返します。

仮に家中で泥棒とバッタリ出会ってしまった場合、大半の泥棒は逃走しますが、変身してしまうときがあります。
家人に向かって「金を出せ!」。そう強盗になってしまうときがあるのです。
このようなことは稀ですが、よく新聞に載らない強盗?はこの居直り強盗が多いのです。
泥棒は捕まることを非常に恐れますので逃げるためならどんなことでも・・・と思っています。
また凶器を携帯していますので、力に自信があっても「捕まえてやる」と思わない方が賢明です。
命まで盗られては元も子もありません。

------------------------------体験談------------------------------

マンションの一室が泥棒に入られたと通報がありました。駆けつけると至る所が物色されています。
泥棒が忘れていった物があると被害者が言うため確認しにトイレに行くとそこには・・・
「大きいほう」がありました。
この泥棒は犬がマーキングするかのように残していったようです。
泥棒は変な癖?があったりします。他には

  • ご飯やカップ麺などを食べていく者
  • 水を出したままにしていく者
  • 布団を出して寝ていく者

などがありました。
さすがに

  • お金を置いていく者

はおりませんでした。


バックナンバー
第1回 他人事では決してない!泥棒の実態(前編)
第2回 他人事では決してない!泥棒の実態(後編)
第3回 年々進化する!今時の泥棒
第4回 失敗しない防犯設備・グッズ(お手軽編)
第5回 失敗しない防犯設備・グッズ(検証編)
第6回 住む地域選びから始める防犯対策
第7回 警察官時代に感じた 安全な家の作り方
第8回 誰でもできる!防犯住宅への変身法(一戸建て編)
第9回 誰でもできる!防犯住宅への変身法(マンション編)
最終回 快適なマイホームライフをおくる為に大切なこと

プロフィール
佐藤 直希
大学卒業後、民間企業に就職。5年間勤めた後、警察官へ転職。
地域課・生活安全課を経験し、窃盗犯・薬物犯の様々な手口を知る。
警察官として勤めながら、妻とともに不動産投資を開始。
現在は、7年勤めた警察官を退職し、大家業を営む。

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