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不動産投資の楽待

泥棒被害からあなたを守る〜まじめな!?元お巡りさんの話〜

佐藤直希氏 元警察官であり現在は大家業を営む佐藤氏が、
住宅を泥棒などの被害から守るノウハウと、効果のある防犯対策を大公開!
防犯のエキスパートとして、住人を守る大家として、
体験談を交えながら皆様にお伝えします。
第4回 失敗しない防犯設備・グッズ(お手軽編)
安価な防犯設備とその効果

最近では身近なお店で安価な防犯設備を購入することができるようになってきました。
特にホームセンターでは防災・防犯コーナーとして様々な商品が並んでいます。
同じ防犯効果を狙った商品でも何種類かあり、その値段が違います。
そもそもそのホームセンターで売られている防犯グッズに効果があるのか疑問に感じている方も多いのではないでしょうか?
今回はホームセンターなどで手に入る比較的安価な防犯設備・グッズを1つ1つ検証したいと思います。

 
様々な防犯グッズ

ホームセンター

写真にありますようにホームセンターには様々な防犯グッズが並んでいます。
ある程度の使い方や効果を表示してあるものの半信半疑で購入した人も多いはず。
購入した方は少なからず「家の敷地内に不審者がいた」「泥棒に入られそうになった」等、不安に繋がる現象を体感しているのではないでしょうか?
ただ様々な防犯グッズを闇雲に取付ければ良いというわけでもありません。神経質になり過ぎ、ご自宅が「要塞化」しているような家もみかけますが、仰々しいですよね。何事もバランスが大事です。
ではホームセンターで手に入る防犯グッズの種類とその効果について説明したいと思います (各防犯グッズの効果は私が個人的に感じたものであり、必ずしも効果を否定するものではありません)。

テレビドアホン

テレビドアホン
既にスタンダードになりつつある設備。録画機能付もあるが、泥棒や不審者は「ピンポーン」しません。訪問販売対策には門前払いができるので便利です。
商品選びは安価な物で十分だと思います。

防犯カメラ

防犯カメラとダミーカメラ
防犯カメラにも目的が2種類あると思います。
(1)密かに撮影し、証拠物として撮影する目的
これはストーカーや嫌がらせ目的不審者等を事件として立件をするための「証拠映像」ですね。
抑止目的ではありませんのでカメラを隠して設置します。
(2)いたずら等の抑止目的
(1)の逆です。カメラを見せて「撮られているから止めよう」という抑止効果をねらいます。
設置方向を間違ったりすると、ご近所から「監視されている」と苦情やトラブルに発展する場合があるのでご注意を!

ダミーカメラ

さて価格面では非常に安価なダミーカメラは効果があるのでしょうか?
結論から言いますと「無いよりはまし」程度です。
ホームセンターで多く目にするダミーカメラですから、不審者等も目にしているはずです。
ですから、乾電池で赤く光ってもすぐにダミーだということがバレてしまいます。
不審者にバレるくらいですから泥棒にはバレバレです。
このようなことからダミーカメラを壊され配線だけが寂しく残っているという姿を何度も見ましたし、イタズラの標的になることもあります。

センサーライト

センサーライト
点灯していることに家人が慣れてしまいせっかく不審者を照らし出しても疑問に思わなければおしまい。「これが点けば怪しい」と思う場所に設置すると良いでしょう。
デメリットとして人体から発する赤外線を感知しているため、猫等の小動物でも反応してしまいます。

防犯ガラス

防犯ガラス
高価であるが防犯性は高い。
ガラスのみ取替えができるものもあるようです

防犯フィルム

防犯フィルム
防犯ガラスまでの効果は期待できませんが、ある程度までなら効果有。窓全面に貼るのではなくクレセント部分を大きめに貼ることで費用を抑えられます。
窓用振動センサーと併用をお勧めします。

窓用振動センサー

窓用振動センサー
安価で窓に両面テープで貼り付けるので取付けが簡単。しかも裏面に「警告」などの表示があり、泥棒にとっては外から設置が見えるため効果的。窓を守るなら費用対効果が高いグッズ。
しかし取付け場所を間違えたり常にスイッチをOFFにしておくと効果がありません。
外からスイッチが見えないような商品を選びましょう。

防犯砂利

防犯砂利
家の周りに敷くことで踏んだ際に音が出る。
周囲全てに敷詰めることはなく、窓周辺に厚めに敷くと効果的。薄く浅く敷くと効果無。
 
結局どれがお勧め?

・泥棒対策として
戸建住宅の6割以上が窓から侵入されていることから、「窓を守る」が基本です。
金銭的に余裕があれば防犯ガラスが良いと思いますが、防犯フィルムと振動センサーを併用しても効果的。
泥棒が外から見て設置されていることが確認できるようなグッズにすることで、泥棒に「対策が講じられているな」とアピールすることが大切!

・イタズラ防止と不審者対策について
防犯カメラ等が抑止効果として期待できますが、本物は高価。ダミーは逆効果の場合も有。
センサーライトをピンポイント的な場所に設置することも効果有。

------------------------------体験談------------------------------

防犯グッズで「要塞」と化した家がありました。その家は複数回窃盗被害を受け、業を煮やしたご主人が盗まれるたびに設備を充実?させていったようです。
10回位被害に遭って初めて警察に通報したようでした。複数回の被害を疑問に思いながら、その手口を調べていくと侵入形跡がありません。
「もしや」と思い、家族構成を聞いてみると高校生の息子さんがいました。
もうおわかりだと思いますが、犯人は息子さんでした。遊ぶ金ほしさに親の財布から現金を抜き取ったり、貴金属を質入れしたそうです。
意外にこのような「被害」は結構あるんです。
もちろんこの息子にはお巡りさんから熱〜いお灸を据えられたのは言うまでもありません。


バックナンバー
第1回 他人事では決してない!泥棒の実態(前編)
第2回 他人事では決してない!泥棒の実態(後編)
第3回 年々進化する!今時の泥棒
第4回 失敗しない防犯設備・グッズ(お手軽編)
第5回 失敗しない防犯設備・グッズ(検証編)
第6回 住む地域選びから始める防犯対策
第7回 警察官時代に感じた 安全な家の作り方
第8回 誰でもできる!防犯住宅への変身法(一戸建て編)
第9回 誰でもできる!防犯住宅への変身法(マンション編)
最終回 快適なマイホームライフをおくる為に大切なこと

プロフィール
佐藤 直希
大学卒業後、民間企業に就職。5年間勤めた後、警察官へ転職。
地域課・生活安全課を経験し、窃盗犯・薬物犯の様々な手口を知る。
警察官として勤めながら、妻とともに不動産投資を開始。
現在は、7年勤めた警察官を退職し、大家業を営む。

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