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“収納力”から住宅を選ぶ方法

飯田 久恵 飯田 久恵(いいだ ひさえ)
住み替えは、片づけやすい家にする絶好のチャンス。
そのチャンスを活かすため、収納力から住宅を選ぶ方法を、日本初の整理収納コンサルタント会社「ゆとり工房」代表、収納カウンセラーの飯田氏がお伝えします。
第1回 収納は入居前から
今回から、収納に関するお話をさせていただくことになりました、収納カウンセラーの飯田と申します。
詳しくはゆとり工房ホームページをごらんいただくと嬉しく思います。
 
出し入れの時間も命の時間
さてあなたの住宅、収納で困っていませんか?
住宅に関係するアンケートで一番関心あることのベスト3には必ず「収納」が挙がります。

それもそのはず。人は朝起きて寝るまで、実に多くのモノを出して→使って→戻す(片づけ)行為をしています。

起床から1時間だけ考えても、歯ブラシ、コップ・・・、朝食を作る立場になると20〜50くらいのアイテムのモノを出し入れします。
24時間のうち、モノの出し入れに費やす時間が多いか少ないかは収納に大きく関っています。
だからこそ収納は重要なのです。
 
「快適な暮らしは、入居前から」

私の職業は「収納カウンセラー」という仕事です。
どんな仕事かと申しますと、整理収納に関するあらゆる問題を「収納カウンセリング」として片づかない家に訪問し、家庭教師のようにご指導しながら問題を解決して、暮らし良くするお手伝いの仕事です。

20年近くこの仕事をさせていただき、はっきりしてきたのは、片づかない悩みの50%は入居する前の段階で生じていることです。
「収納計画をしっかりしていれば、このような苦労はしなくてもすんだのに」と気の毒になる住宅が多いのです。

しかし今では少しずつ施主の方自身が、「収納は、住み始める前から考えるべきものでは」と気付かれてきました。
新築やリフォームの場合は設計段階で、マンションや建売に入居する方は引越しする前に、相談にこられる方が増えてきました。とても良い傾向だと思います。

入居前なら、手持ちの家具やこれから購入予定の家具も、設計図の中でレイアウトして、最適な家具を用意することができます。
また、手持ちの家具も入らないから、諦めるという判断も前以てできます。
よく「運び込んでから、置けない現実を知り、引越しに無駄な労力と経費を費やした」、などということも少なくありませんが、それも回避できます。

 
知識があれば苦労しない
私自身も、これでマンションを2度購入しました。
1度目は30年前。まだ専業主婦で、収納や建物の知識はまったくありませんでした。
内覧会で部屋をみて、広い!と嬉しくなり、大きなダイニングテーブルと応接4点セットを引越し前に買いました。

さて引越しして、必要な生活用品や、本棚を置くと悲惨!狭いのです。
でも1度買った家具は、そうそう諦めることもできず、狭いことを承知で使い住みました。

それから転勤もあり、2度目にマンションを購入したのは10年前。
その間、システムキッチンの設計や開発の仕事をするようになっていて、収納の重要性をひしひしと感じ、「収納カウンセラー」になっていたので、今度は万全です。
 
パンフレットの間取り図は大切
購入する前から、パンフレットの間取り図をよく確認し、購入することが出来ました。
収納は壁面がなければ収納容量を確保できません。
また図面をみれば造作部分の収納容量も把握できます。
窓の位置や、高さドアの開き方なども収納に関係してきますが、それらすべて図面で確認することができるものです。

引越しする前から間取り図の中で何をどこに置くのかを計画し、必要な家具を購入・セッティングしたので、段ボール箱を開け、どこに入れようか?などの迷いがありません。
時間をかけずにモノが収まり、引越し後日常の生活もすぐ始められました。
段取りに時間をかければその後がラクになります。
引越し後1年近くたっているのに、まだ開けていない段ボール箱がある、というお住宅を度々拝見します。これは、引越し前の整理収納の準備が足りなかった結果といえます。

これから数回にわたり、自分自身や収納相談の経験で得たケースを踏まえた整理収納の情報をお届けします。「入居する前に考えればよかった・・・」などと後悔しないためにも、お役立ていただければ幸甚の至りです。

主な著書紹介
どこに何があるか、すぐわかる収納術
大和書房
整理・収納の法則
三笠書房
収納の法則
PHP研究所
もう片づけで疲れない収納法
集英社
パーフェクト収納のコツ
日本放送出版協会
ガラクタを捨てて、スッキリ暮らす
大和書房
「捨てる!」快適生活
三笠書房
クイック収納術
PHP研究所

バックナンバー
第1回 収納は入居前から
第2回 収納は多ければ、良い収納?
第3回 散らかりやすい住まいの原因を知る
第4回 「収納指数」で分かる良い収納、悪い収納
第5回 「置き場所」は平面図で決める
第6回 ラクラク収納は「正面図」で決まる
第7回 玄関をスッキリさせる
第8回 キッチンの整理収納
第9回 キッチンの整理収納2
第10回 冷蔵庫の整理収納
第11回 リビングの整理収納
最終回 リビングをいつもすっきりさせるツボ

飯田 久恵 飯田 久恵(いいだ ひさえ)
■プロフィール
1949年生まれ。システムキッチンや収納家具の設計開発と生活者の立場から、日本で始めて収納の考え方と実行方法を「整理収納学」として体系化する。
1990年、日本初の整理収納コンサルタントの会社「有限会社ゆとり工房」を設立。
自分では片づけられない住宅やオフイスに訪問して、収納相談を行なう収納の家庭教師を「収納カウンセリング」として始める。
新築やリフォームの収納設計、雑誌、テレビ(おしゃれ工房など)、講演、収納商品の企画、など整理収納に関わる全般の仕事を行なっている。 
「整理収納学講座」「生活の書類セミナー」「衣類収納セミナー」を定期的に開催。
「収納カウンセラー」の養成も始める。
※「収納カウンセラー」「収納指数」はゆとり工房で商標登録
ゆとり工房のホームページはこちら

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