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不動産投資の楽待

“収納力”から住宅を選ぶ方法

飯田 久恵 飯田 久恵(いいだ ひさえ)
住み替えは、片づけやすい家にする絶好のチャンス。
そのチャンスを活かすため、収納力から住宅を選ぶ方法を、日本初の整理収納コンサルタント会社「ゆとり工房」代表、収納カウンセラーの飯田氏がお伝えします。
第4回 「収納指数」®で分かる良い収納、悪い収納
公開日 2009/6/15
「収納指数」って何?
片づけが楽にできれば、いつでもスッキリ片づいた住まいになり、逆に面倒なら、散らかりやすい家になりがちです。
その「楽」とか「面倒」との差は何なのかを明確に表したいと私は考えました。それが「収納指数」です。

モノを使うには、使いたい物が置いてある所まで歩き、そこで立ち止まって扉を開けるなどの手間があります。

つまり、出し入れには、必ず<歩数>と<手間数>が必要で、その二つの数値をたしたものを、【収納指数】とすることにしました。この数値が少ないほど片づけが「楽」で、多ければ「面倒」な収納となります。
 
「収納指数」を減らす例
例えば、掃除機が廊下にある物入れに収納されていたとします。リビングにいて、掃除しようと思ったら、まずドアを開け<1手間>て廊下に出、歩き<10歩>、物入れの前に立ちます。

そこで扉を開け<1手間>、掃除機を取り出し(モノ自体の出し入れは数値に入れない)、扉を閉め<1手間>ます。掃除機を持ってリビングに戻り<10歩>、掃除を始めたとすると、

<1手間+10歩+1手間+1手間+10歩=23>
これが、出すだけの【収納指数】となります。使ったあと戻すことも考えるとさらに指数は倍に増えます。

もしも掃除機が、リビング内の物入れに収納されていれば、廊下へのドアの開閉もなく、取りに行く歩数も4歩くらいだとすると出すだけの【収納指数】は
<4歩+1手間+1手間+4歩=10>
10になり指数は10に減少します。

指数1を2秒と換算すると、20秒の家事タイムの短縮です。たったのそれだけ・・・と思いますが、あらゆる道具を毎日、何回も繰り返し使うことを考えると、差は思いのほか大きいものです。

そればかりではありません。収納指数が多い収納は、頭で考えただけで面倒に感じます。また、体調がすぐれない時などは、収納指数が多いと、やる気が出ません。結果掃除をする回数が減ったり、何をするにも億劫に感じたりして、使いっ放しになりかねません。つまり何を使うにも収納指数が多い収納は、出したあと戻しにくく、結果散らかりやすくなるのです。
 
少ない「収納指数」は家で決まる
この「収納指数」、これから、転居、新築、リフォームする場合、最小にすることが可能です。それには、間取り図上、この部屋で誰が、何をするかを明確に決め、さらに出し入れしやすい形の物入れや家具を用意します。

例えば、主婦がアイロン掛けをリビングですることを確認し、リビングに収納したら、取りに行く「歩数」は最小になります。

さらにその中を、棚板の高さを自由に変えられる、奥行き45cmくらいの棚収納にすると、重ならず、前後に違うモノを入れないことになるので、扉を開ければすぐ出せる「手間数」が最小の収納が実現します。このようにして、収納指数が少ない家を実現していきます。

次回は、実際に平面図で、それをどのように決めていくのかをお教えしましょう。

「収納指数」は商標登録されています

【アイロン掛け作業とアイロンの収納場所が近い例】
矢印の場所にアイロンとアイロン台が収納されています

主な著書紹介
どこに何があるか、すぐわかる収納術
大和書房
整理・収納の法則
三笠書房
収納の法則
PHP研究所
もう片づけで疲れない収納法
集英社
パーフェクト収納のコツ
日本放送出版協会
ガラクタを捨てて、スッキリ暮らす
大和書房
「捨てる!」快適生活
三笠書房
クイック収納術
PHP研究所

バックナンバー
第1回 収納は入居前から
第2回 収納は多ければ、良い収納?
第3回 散らかりやすい住まいの原因を知る
第4回 「収納指数」で分かる良い収納、悪い収納
第5回 「置き場所」は平面図で決める
第6回 ラクラク収納は「正面図」で決まる
第7回 玄関をスッキリさせる
第8回 キッチンの整理収納
第9回 キッチンの整理収納2
第10回 冷蔵庫の整理収納
第11回 リビングの整理収納
最終回 リビングをいつもすっきりさせるツボ

飯田 久恵 飯田 久恵(いいだ ひさえ)
■プロフィール
1949年生まれ。システムキッチンや収納家具の設計開発と生活者の立場から、日本で始めて収納の考え方と実行方法を「整理収納学」として体系化する。
1990年、日本初の整理収納コンサルタントの会社「有限会社ゆとり工房」を設立。
自分では片づけられない住宅やオフイスに訪問して、収納相談を行なう収納の家庭教師を「収納カウンセリング」として始める。
新築やリフォームの収納設計、雑誌、テレビ(おしゃれ工房など)、講演、収納商品の企画、など整理収納に関わる全般の仕事を行なっている。 
「整理収納学講座」「生活の書類セミナー」「衣類収納セミナー」を定期的に開催。
「収納カウンセラー」の養成も始める。
※「収納カウンセラー」「収納指数」はゆとり工房で商標登録
ゆとり工房のホームページはこちら

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