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不動産投資の楽待

“収納力”から住宅を選ぶ方法

飯田 久恵 飯田 久恵(いいだ ひさえ)
住み替えは、片づけやすい家にする絶好のチャンス。
そのチャンスを活かすため、収納力から住宅を選ぶ方法を、日本初の整理収納コンサルタント会社「ゆとり工房」代表、収納カウンセラーの飯田氏がお伝えします。
第11回 リビングの整理収納
公開日 2010/2/12
一番散らかりやすい場所はダイニング
皆さんのお住まいで、一番散らかりやすい部屋はどこですか?多分ダイニングテーブル周りやリビングではないでしょうか。
テーブルの半分は積まれた書類や雑誌で、その半分のスペースで食事をしている、などの光景は実は少なくありません。

「我が家だけではないんだ〜」とちょっと安心しましたか? でも悲しいですね。

ちらかる理由を分析してみよう
では、なぜそうなってしまうのでしょう?その答えは簡単。テーブルの上は置きやすいからです。例えば、玄関から抱えてきた郵便物、宅配便として届いた小荷物など、テーブルの上って置きやすいですね。それだけではありません。

そこ以外に置いて確認したり見たりする場所がないから置くのです。
ダイニングテーブルに置かないようにするには、他に置く場所が必要なのです。

例えば、とても広いリビングの家がありました。そのお宅にはなんとダイニングテーブルが2箇所ありました。一台は、郵便物を広げたり、子どもが宿題したりする場所として使っていました

。このように部屋が広ければダイニングテーブルの他に、置きやすい場所を用意することができます。
しかし、一般的な住まいの場合、スペース的にそのような余裕はありません。ではどうすればいいのでしょうか? 

テーブルのモノに一時避難場所を
解決策としてダイニングテーブルで広げたモノを、例えば下のイラスト(A)の例のように、食事の時、一時避難する場所を設けることです。
我が家では置き家具の本棚を置いています。

一時避難は、ダイニングテーブルのイスに座ったまま手が届く場所がベスト。そばにあると、楽に出したり、片付けたりできます。
また、この場所は家族ひとりひとりの棚の位置やスペースを決めておくことをおすすめします。なぜなら、誰もが自分のモノを便利な場所におきたいので、キリなく空いたスペースに何でも入れがち。
それを防ぎ、自分の入れたモノの責任を持たせるためです。

イラスト(A)

必須の避難場所を入居前に確保
このダイニングテーブルまわり収納は、一般的な家庭では必須の収納場所といえましょう。これから、マンションや新居に引っ越しする場合は、この必須収納を、入居前から考えて確保するようにしたいものです。

用意する場合の注意点ですが、前出のイラストのように、テーブル周りにゆとりがない場合は、棚には扉を付けないほうが懸命です。
例えば扉の前にイスがあると、扉を開ける度に、①イスをテーブルの下に入れ、②それから扉を開ける、というアクションが必要です(立ち上がる度にイスをテーブルの下にいちいち戻さないものです)。
アクション数が多いと面倒に感じ、せっかくある収納場所も有効に使えません。

それに比べ、写真(B)のように、家具の前にスペースがあったり、開け閉めが億劫でなくできる人は扉がある方が、部屋がすっきり見えます。

このように収納は、スペースの状況や、使用頻度、使うひとのマメ度により、結果が異なるものです。大切なことは、使う人が「出したら入れる」を継続できること!それに焦点を定めて決めていきましょう。

写真(B)


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バックナンバー
第1回 収納は入居前から
第2回 収納は多ければ、良い収納?
第3回 散らかりやすい住まいの原因を知る
第4回 「収納指数」で分かる良い収納、悪い収納
第5回 「置き場所」は平面図で決める
第6回 ラクラク収納は「正面図」で決まる
第7回 玄関をスッキリさせる
第8回 キッチンの整理収納
第9回 キッチンの整理収納2
第10回 冷蔵庫の整理収納
第11回 リビングの整理収納
最終回 リビングをいつもすっきりさせるツボ

飯田 久恵 飯田 久恵(いいだ ひさえ)
■プロフィール
1949年生まれ。システムキッチンや収納家具の設計開発と生活者の立場から、日本で始めて収納の考え方と実行方法を「整理収納学」として体系化する。
1990年、日本初の整理収納コンサルタントの会社「有限会社ゆとり工房」を設立。
自分では片づけられない住宅やオフイスに訪問して、収納相談を行なう収納の家庭教師を「収納カウンセリング」として始める。
新築やリフォームの収納設計、雑誌、テレビ(おしゃれ工房など)、講演、収納商品の企画、など整理収納に関わる全般の仕事を行なっている。 
「整理収納学講座」「生活の書類セミナー」「衣類収納セミナー」を定期的に開催。
「収納カウンセラー」の養成も始める。
※「収納カウンセラー」「収納指数」はゆとり工房で商標登録
ゆとり工房のホームページはこちら

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