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不動産投資の楽待

一戸建て まるわかりコラム

河名紀子 河名 紀子(かわな のりこ)
合言葉は「人とメディアと住まいをハッピーにつなぐ」
メディアや講演などを通して、住宅業界と消費者・生活者をハッピーにつなぐ橋渡し役をめざしているハウジングジャーナリスト、メディア・ハウジング研究所代表の河名氏が、一戸建ての基礎知識や最近のトレンドについてまるごと解説いたします。
第1回 今だから改めて考える、一戸建ての魅力・メリットとは?
皆さん、はじめまして。ハウジングジャーナリストの河名と申します。
私はこれまで十数年、一戸建てについて取材してきましたが、それでも住宅とくに一戸建ては法規制や性能・技術・工法など甚大な知識を必要とする世界で、一戸建てを買おうと思っている方々が一朝一夕に理解するのはなかなか難しいもの。
そんな方々の少しでも手助けになるよう、戸建ての基礎知識や最近のトレンドを、「生活者・女性・妻・母」の視点で分かりやすくお話していこうと思います。
 
30代前後の団塊ジュニア・ポストジュニア世代は・・・

さて、景気低迷の報道を見聞するにつけ、「一戸建てなんて夢のまた夢」とつい思いがちですが、昨今のマンションなどの落ち込みに比べると、一戸建ては堅調にニーズが推移していると言われています。

また現在、住宅購入適齢期を迎えていて戸建市場をけん引しているとみられる30代前後の団塊ジュニア・ポストジュニア世代は、意外にも「土地付き一戸建て」を希望する割合が高いということも、各種調査で明らかになっています。
理由は、彼らが就職氷河期などで苦労していて堅実・保守的な傾向にあること、また仕事一筋でなく家族や家庭を大切にする傾向が強いこと、さらには彼ら自身が郊外の庭付き一戸建てで育ち、きょうだい各人が子供部屋をあてがわれて豊かに育った世代ということもあるかもしれません。

さらに最近の調査によると、持家一戸建てがほしい理由として「安心感・満足感・達成感」という答えに並んで「(土地があって)資産になるから」という回答も上位に来ており、昨今の経済・収入不安のご時世、勤め先も将来の年金もあてにならない若い人ほど土地付きの持家を持つことで安心感を得、それを「資産」として拠り所としたいという気持ちが強いのかもしれません。

 
土地を所有しながら一戸建てに住む

現在の日本では、マンションにせよ一戸建てにせよ、よほど高級住宅地に建っていたり、相当ハイグレードなマンション・戸建の建物価値は一部下がらない物件もありますが、一般的に築20年前後で資産価値はほぼゼロになってしまいます。
目下、国はこうした状況を立て直すべく中古住宅の査定価値や市場整備を手掛けていますが、それでも悲しいかな、現状は「建物は20〜30年で価値がなくなる」のが現実です。

となると、マンションの土地の持ち分資産よりは、一戸建てのまとまった土地の資産のほうが大きいということは火を見るより明らか。建物は仮に評価ゼロでも土地があれば、首都圏であれば何千万円という資産が手元に残るのです。
よく、新築はマンションでも戸建でも買った直後に2割前後下がると言いますが、これは土地が下がっているのでなく、ほとんど建物評価が下がっているのです。

さらに、専有面積内でしか変えられないマンションと違い、一戸建ての良さはなんといっても、法規制の範囲内であれば、100%自由に建物の内部や外観を変えられ、間取りを増やしたり減らしたりすることもできる点ではないでしょうか。家族が増えたから増築で部屋を増やしたり、2階建てを3階建てにしたり、はたまた子供たちが巣立って夫婦だけでは大きすぎるという場合は、2階建てから平屋にしたりといった減築という手法もあります。

加えて最近は収入不安や年金不安の社会背景を受けて、賃貸併用や店舗併用住宅にすることで収入を得たいという人も多く、年老いた両親を呼びよせて二世帯住宅にしたりすることができるのも、マンションではなかなか対応しにくいところです。
「高嶺の花」の一戸建ても、親と二世帯でローン返済していくことで効率的に返済でき、またその分、より広い土地でグレードアップした建物を買うこともできます。

土地神話が崩壊して久しいですが、それでも仮に狭くても土地があれば、その土地の上で法規制の範囲内であれば、ライフスタイルや家族の変化に合わせていかような形にも変えられる・・・。その意味では、投資的な土地神話は別としても、「土地を所有しながら一戸建てに住む」ことの強みは今も健在といっていいのではないでしょうか。


バックナンバー
第1回 今だから改めて考える、一戸建ての魅力・メリットとは?
第2回 一戸建ての「買い時」指標とは?
第3回 「土地付き戸建て」だから重要になる土地選び
第4回 建売分譲住宅の特徴と他との違い
第5回 その建売分譲住宅は大丈夫?誰でもできるチェックポイント
第6回 一戸建てに住むなら知っておきたい品確法と住宅性能表示
第7回 見えないから気になる「建売・中古一戸建ての工法」【木造編】
第8回 見えないから気になる「建売・中古一戸建ての工法」【鉄骨・鉄筋コンクリート編】
最終回 中古一戸建て売買の特殊な流れとチェックポイント

河名紀子 河名 紀子(かわな のりこ)
■プロフィール
上智大文学部卒業後、『東京新聞』にて編集局記者。1998年〜『住宅産業新聞』記者、住宅業界誌編集長を経て、2006年よりハウジングジャーナリストとして活動。記者時代は、ハウスメーカーや工務店、国会議員や業界トップ陣へのインタビューなどに携わる。
現在は新聞・雑誌・TV・講演等で住宅最新情報を発信するほか、住宅展示場の主婦・女性向けプロジェクトの企画プロデュースなども展開。モットーは「分かりにくい住まいの世界を、生活者・女性・妻・母の視点で分かりやすく」。
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