| 第11回 家族が自然とコミュニケーションがとれる間取りのコツ |
家族みんなが仲良く、コミュニケーションが自然にとれるようなマイホーム。多くの人の憧れですね。
間取りを考える際の要望をお聞きすると、多くの方が高い優先順位に挙げられます。
家族のコミュニケーションが希薄だと言われる昨今、マイホームでそれを少しでも解消したい、という気持ちが見え隠れしているようにも思います。
しかし、どんな家族にも効くコツというのはありません。
まずは、自分と家族の日常について考えてみましょう。
一番大切なポイントは家族が集まる時間に何をして過ごしているかということです。
では、家族一緒の時間の過ごし方別にコツを紹介しますので、我が家にはどれが合うか考えてみてくださいね。
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| 集まるのはもっぱらリビング |
ご飯を食べる時間や寝る時間がそれぞれ違っても、みんながリビングに集まるという家族。
自然と家族が集まるためには、リビングを中心に間取りを考えていきます。
また、ソファ派か床座派か、テレビは必要かないほうが良いか、などより家族のコミュニケーションを高めるためにどんな空間が良いか想像をふくらましてみんなで話し合ってみましょう。
「和室で掘りごたつにテレビ」でテレビを観ながらおしゃべりでも良いですし、「フローリングにソファセットに大きめのテーブル」で家族それぞれPCをしたり、雑誌を読んだりしながら同じ時間を過ごすのも良いと思います。
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| 食事の時間しか集まれない |
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子供も大人も忙しい昨今。
食事のときだけは家族揃って食べる、と多少ルール化して家族一緒の時間を作っているお宅も多いのでは?
こういう場合は思い切って食事の時間をより楽しくする工夫をしてみましょう。
今流行なのはアイランドキッチンとつながったダイニングテーブル。「料理」と「食事」が同時にできて、家族が料理に参加しやすいのが特徴です。
ダイニングとキッチンを一緒にしてしまって「食堂」のようなスペースをゆったりとるのもおすすめです。
料理する空間と食べる空間が一緒になることで料理する人も食事をする人もコミュニケーションがとりやすくなります。
また、朝・昼・晩とどのタイミングで家族が揃うことができるかもポイントです。
朝なら東からの光がさす場所で小さめのテーブルでも良いですし、夜ならゆったりと座れるスペースで照明もくつろいだムードになるようにしたいですね。
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中田 早耶(なかた さや)
■プロフィール
間取り図で博士号をとった、自称「間取りドクター」
人が主役の住まいをサポート「CASA SAYA(カーサ・サヤ)」代表。
業務内容は間取り相談・住まいカウンセリングなど。
京都工芸繊維大学にて建築設計を学び、
東京大学大学院にて修士・博士号取得。
日本学術振興会特別研究員を経て、
現在客員研究員として東京大学に在籍。
専門は住環境、住宅・都市解析。
建築学会、都市住宅学会所属。
■WEB
人が主役の住まいをサポート「CASA SAYA(カーサ・サヤ)」
ブログ「間取りドクターサヤのアラウンド間取り図」 |
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